ホームページを作る上で最も大事なWEB戦略

ホームページは、自社の商品や事業内容を見込み客や関係業者に知ってもらう為の販促媒体のひとつです。しかし、単なる販促媒体で終わるものでもありません。
ホームページには、我が社がどのような競争優位性があるか、他社よりも自社がなぜ選ばれるのかを見込み客に説得できるものを載せなくてはなりません。

このようなホームページを作るには、下記3点を明確にする必要があります。

・ターゲット
・ニーズ
・コアコンピタンス

上記は、戦略を考える際に一般的に用いられる事業ドメインですが、ホームページを作る際にも重要です。

ターゲットは具体的に設定します。
例えば、「28歳独身男性一人暮らし。新卒で入社した会社を3年前に転職し、現在の会社が2社目。昨年、主任職に就き、仕事にやりがいを感じている。平日は9時出社21時頃の帰宅が多い……」等の具体的に設定することで、よりターゲット像が明確になります。

ニーズは上記で設定したターゲットの要望です。
ターゲット像が明確であればあるほど、ニーズも明確になります。そして、自社のターゲット像のニーズに対して自社が提供できるサービス(商品)で、競合他社にはない自社独自の強み(自社が選ばれる理由)がコアコンピタンスです。

これら3点を明確にすることで、ホームページの構成も自ずと絞られてきます。コアコンピタンスは強烈なものであればあるほど、見込み客にも魅力的に見え、コンテンツを考察する際にも容易になるため、これの設定は非常に重要です。具体的なコンテンツとしては、自社の強みを証明してくれる「お客様の声」の掲載や、第三者が見ても一目で分かる「実績」、自社の商品(サービス)を購入してから表れた「数値効果」、経営者の「こだわり」等が一般的に有効です。

今お伝えしてきたように、ホームページは単なる会社概要を載せるものではありません。
上記の方法で設定した内容に沿ったコンテンツを載せることで、集客力を持ち、新規顧客を獲得できるものになるのです。逆に言うと、いくらデザインが綺麗でいくら綺麗な写真を載せていても、事業ドメインが曖昧であれば誰にも刺さらない「ただあるだけ」のものになってしまいます。
ホームページの構築を考える際には、まずは事業ドメインを明確にしましょう。


WEBコンサルタント片上明氏のホームページはこちら

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