記憶に頼らない仕事術
仕事の予定を思い出したとき、ドキっとすることがありませんか?
    こんなとき忘れまいとして記憶の力に頼ると、ストレスの原因になります。
    
    「目の前のことに集中できる状態をつくり出すにはどうすればいいのか?」
    答えは、「覚えることを減らして頭の負担を減らす」ことです。仕事のこともプライベートの予定も全部スケジュール帳に書き込みます。
    
    ・アポイントを取る電話をする最高のタイミングの日時
    ・お客さまに会う日時
    ・そのときに持っていくもの
    ・事前の準備
    ・商談ストーリーの組み立て
    ・それらをいつするのか
    ・お客さまの誕生日 記念日
    ・友人との食事
    ・習い事 等々
このスケジュール帳を見れば、なにも考えなくても自動的に質の高い仕事ができるようになります。
    
なぜならば、「仕事もプライベートもやる内容は毎回だいたい同じだから」。考えながらスケジュール帳にやることを書き込めば、
    そのあとは覚えるまでもないからです。
    
    お客さまの誕生日や記念日にタイミング良く、お祝いの言葉を伝えることができればお互いに嬉しいですよね。
    たとえばそれが前日にできるとお祝いの一番乗りです。スケジュール帳に書き込むだけで、人としての心が感じられるこんなことが、自然とできるようになります。
    
    商談や打合せの内容もそのお客さまごとのファイルに書き込みます。その場で正確に詳細に残すことができるから次回の提案に100%活かせます。覚えることを意識しなくなると脳は思考のために使うことができるようになります。感覚を研ぎ澄まし思案しましょう。
    
    この一連の書くという作業は手を使って紙に書いてもよいです。またスマートホンやパソコンを活用してもよいです。どれかやりやすい方で始めてみてください。
    
    アイデアを生み出す 思案しながらまとめていくということについては、どちらかというと手で書く方が優れています。ペンを走らせるという動きが人間には自然だからです。
    
    多くの人にとって記憶力が良いことは憧れです。けれども今の時代に求められているのは、「考える力が優れていること」です。
    
    
    
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